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■こんな入浴でトラブル肌になる
・温かいお風呂にゆっくり肩まで浸かって、汗をたくさんかく
42度のお風呂にゆっくり浸かっていると、肌の潤いである「セラミド」が流れ出してカサカサ肌になって
しまいます。42度の高温浴は、5分が限度です。
・お風呂に浸かって肌を柔らかくしてから、しっかり洗う
ふやけた肌は、とてもデリケートな状態なのでナイロンタオルでゴシゴシ洗うと、皮膚が傷ついて乾燥や
痒みの原因になります。乾燥肌の人はお風呂に浸かる前か、5分程度浸かったら早めに洗うように
しましょう。汚れは手の平や柔らかいガーゼで撫でるように洗うだけで、十分キレイになります。
・睡眠時間を削ってでも、お風呂でくつろぎたい
入浴よりも睡眠の方が美容に影響が大きいので、睡眠時間を削っての入浴はむしろマイナスです。
深夜のお風呂は「ぬるめのお湯に10分浸かる程度」「睡眠時間の1時間前には入浴を終わらせる」
のがコツです。
・半身浴が大好き
半身浴によって汗をかくほど「汗腺」が活発になって、より汗をかきやすい体質になります。
■目的で使い分ける、入浴法いろいろ
・乾燥肌の入浴法
入浴剤には潤いの成分である「セラミド」や「保湿オイル」の入ったものを使うと乾燥しにくくなります。
温度は36～39度のぬるま湯がおすすめです。20分以内を目安にして、長湯はしないよう
気を付けて下さい。汚れはお湯に浸かるだけでほとんど落ちているので、石鹸で
しっかり身体を洗うのは週1～2回で十分です。
・就寝前リラックスしたい時の入浴法
38～40度のちょっと温かい程度のお風呂に、10～20分肩まで浸かります。好きな香りの入浴剤を
使うとより効果的ですよ。肩こりや疲労感がある時は炭酸ガスの入浴剤がおすすめです。
・美肌になれる入浴法
36度の「ちょっと寒いぬるま湯」から入り、少しずつ温度を上げて42度の「熱いお湯」にして
5分浸かったら出ます。その後タオルに包まるなどして、体温が急に下がらないように
保温します。肌の修復に関わる「ヒートプロテイン」を刺激して、代謝を高める
入浴法です。週2回を目安に行ってみて下さい。
・ダイエットの為の入浴法
「42度の熱いお風呂に3分浸かる→5分休憩しながら洗ったりお手入れをする」これを3回繰り返します。
ちょっと疲れますが、疲労物質が流れてスッキリします。かなりの発汗があるので、必ず
水分補給をしながら行って下さい。ちなみに「美肌」と「ダイエット」の入浴法は
身体の負担が大きいので、疲れている時や健康に不安がある人には
向きません。また効果をきちんと出す為にも、入浴前と後に1杯の
お水を忘れないで下さい。お水と一緒に美容ドリンクや
牛乳を飲むと、美容効果が期待できます。
お風呂は正しく入ると疲れた身体を癒し、滞りがちな新陳代謝を促進させて女性を
キレイにしてくれます。でも少し間違えると、身体に負担をかけて肌を老化
させる原因にもなってしまいます。
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2014-04-16 14:33
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