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※アトピー肌に適したボディソープとは
アトピー性皮膚炎を発症している肌は、角質層のバリア機能が低下していて、非常に
デリケートな状態です。そのため、一般的なボディソープだと、界面活性剤や
添加物が刺激となり、アトピー性皮膚炎を悪化させる可能性があります。
アトピー肌の方は、肌に刺激となる可能性のある成分を含まない、
無添加・無着色・無香料のボディソープを選ぶ必要性があります。
ただし、ボトルのラベルやパッケージに無添加と表されて
いても、市販のものは旧表示指定成分が添加されて
いないだけということもあるため注意が必要です。
※アトピー肌のオススメの石鹸とは
石鹸の主成分は「脂肪酸ナトリウム」や「脂肪酸カリウム」です。脂肪酸ナトリウム
なら固形、脂肪酸カリウムは液体石鹸となります。
無添加の石鹸にも色々と種類がありますが、アトピー肌のオススメなのは
「コールドプロセス」という製法で作られた固形の石鹸です。
石鹸にこだわっている方であればご存知かと思いますが、石鹸の作り方には、石鹸の材料
を高温で加熱して作る「ホットプロセス」と、低温で作る「コールドプロセス」
があります。コールドプロセスで作られた石鹸は、ホットプロセス製法では
抜けてしまうグリセリンなどの保湿成分を含み、洗浄力がマイルド
なので、過度に皮脂や潤いを奪ってしまうことがあります。
※石鹸の使い方と入浴時の注意点
身体を洗うとき「何を使うか」と同時に「どのように使うか」も、とても重要です。
いくら肌に負担の少ないコールド製法の無添加石鹸を使っても、ゴシゴシ
擦ったり熱めのお湯で洗い流すなどして角質にダメージを与えては
意味がありません。入浴の方法を間違えると、肌のバリア機能や
水分保持力が低下し、乾燥やかゆみの原因となります。
次のような点に注意し、適切に身体を洗うようにしましょう。
・石鹸はしっかりと泡立てる
・手のひらで優しく、泡を肌に乗せて転がすように洗う
・お風呂やシャワーのお湯はぬるめに設定する
・顔や身体を拭くときは、柔らかいタオルで軽く押さえるようにする
・お風呂から上がったら、すぐに保湿ケアをする
肌に負担の少ない石鹸を使い、優しく洗うことはとても重要ですが、汚れや汗、
酸化した皮脂や保湿剤などが肌に残っていると、アトピー性皮膚炎を悪化
させます。肌の状態を日々チェックし、適度な洗い方で顔や身体を
清潔にし、きちんと保湿するようにしてください。
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2014-05-28 15:15
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