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▼アトピー肌に適した洗顔剤とは
一般的によく知られているように、健全な肌は弱酸性のため、肌のph(ペーパー)に近い中性や弱酸性の
洗顔剤が数多く売られています。しかし、中性や弱酸性の洗顔料であっても、合成界面活性剤が
含まれたものが刺激になり、アトピーを悪化させることがあります。
また、肌の汚れはアトピー性皮膚炎の悪化因子ですので、洗浄力が弱く汚れが十分に落ちないものを
使い続けて、皮膚に汚れが残るのもよくありません。
アトピー肌の方にとっての洗顔料選びは、洗い上がりの使用感ではなくて、アトピー性皮膚炎の症状や、
角質層に与える影響を重視して選ぶことが必要です。それでは、アトピー肌の方が
具体的にどのような洗顔料を選ぶべきか。ポイントを説明します。
▼化粧品成分にアレルギーがある方は純石鹸が安心
洗顔料の成分が肌に合わず、アレルギーが出てしまう場合は純石鹸(無添加石鹸)を選ぶようにしましょう。
純石鹸とは、植物性または動物性の油脂に水酸化ナトリウム(苛性ソーダ)を加えて界面活性作用
をもたせた、添加物が入っていない石鹸のことを指します。
▼過度な洗浄力は乾燥肌を招く
ただし、純石鹸は洗浄力が強く、肌の潤いを保つ上で必要な皮脂や角質層の細胞間脂質(セラミドなど)
までをも洗い流してしまう場合があります。
石鹸の洗浄力や泡立ちは、原料となる油脂や製法によって異なります。「純石鹸なら添加物が入っていない
から安心」と思わず、自分に合った洗浄力の石鹸を選ぶ必要があります。アトピー肌には
、洗浄力がマイルドになるように工夫されている石鹸がオススメです。
「低刺激」や「ベビー用」、「赤ちゃんにも使える」とパッケージに書いてある石鹸でも、実際は
刺激が強いことがよくあります。購入したらまずは試しに手を洗ってみて、洗いあがりが
カサカサしないかを確認しましょう。
これが最も簡単に低刺激の石鹸を見極める方法です。
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2014-06-16 15:08
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