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女性の髪を悩ますもののひとつに枝毛がありますよね。ケアしているにも関わらず、少しも直らない。そんなやっかいな枝毛を引き起こす原因はたくさん考えられます。原因がわかれば対策も見つけやすいもの。まずは枝毛の原因をしっかり知っておきましょう。
・枝毛の原因となる内的要因
枝毛とは“髪の毛の水分が失われて、繊維が裂けてしまった状態”です。髪の外側をコーティングしている
「キューティクル」が剥がれてしまい、水分が蒸発してしまうことで引き起こされるといわれています。
なぜ髪の毛の水分が不足してしまうのか。その原因は身体の内側と外側の両方にあります。
まず考えられるのが、食事や睡眠といった基本的な生活リズムの乱れです。身体に
必要なたんぱく質やアミノ酸といった栄養が足りなくなると、当然髪の毛にも
大きな影響を及ぼします。バランスの良い食事と十分な睡眠時間をとり、
規則正しい生活習慣を心掛けてください。新陳代謝を活発にして、
新しく健康な髪が生えてくることで枝毛が自然と減っていくでしょう。
キューティクルの厚さは体質によるものが大きいとされています。まずは健康的な生活習慣によって、
髪にとって快適な体質改善を目指すのがよいでしょう。しかし毎日のことなので、無理をする
のはかえってストレスになるので禁物です。食事・睡眠・ストレスに気をつけながら
体内リズムを整えて、成長ホルモンの分泌を促して質の良い髪の毛を育てていく
感覚が良いですね。出来る範囲でコツコツと気長に続けるのが理想的です。
・枝毛の原因となる外的要因
まずはパーマやカラーについて。髪にダメージを与えてしまうことは承知の上だと思います。
お洒落に見せたい気持ちは十分わかりますが、枝毛防止を考え頻繁にヘアスタイルを
変えるのはオススメできません。できれば数ヶ月に1回、さらに適切なトリートメント
などでケアしながら自由なヘアスタイルを楽しんでください。シャンプーについても
考えてみましょう。洗髪しているようでかえって髪に負担をかけているかも
しれません。シャンプーは「洗浄力」も大事ですが、髪をしっかり守りたいなら
「栄養力」にも気をつけてください。
枝毛対策には、弱酸性シャンプーやクエン酸入りリンス、また少し値は張りますが、汚れをしっかり落とし
ながら髪に栄養を与えてくれるアミノ酸系シャンプーがオススメです。それからドライヤーの熱も
髪の水分を蒸発させる原因となります。実は温風ではなく送風でもOK。髪から20cmほど離し、
根元から素早く乾かすようにすればダメージは最小限で済みます。マイナスイオンドライヤー
といったものでも、髪に良い効果が期待できると言われています。
逆に髪を乾かさないで放っておくのもNGです。一見しっかりと潤っているように見えますが、必要以上に
蒸発して水分を奪ってしまいます。また、髪が濡れた状態は傷みやすいので、そのまま横になって
髪同士が絡み合って擦れると、枝毛や切れ毛となって大きなダメージを受けてしまいます。
枝毛を元に戻すことはできません。そのため、内側と外側からしっかりケアしてキレイな髪をキープできるようにしましょう。
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2014-09-12 15:06
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