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プロテオグリカンの一番の特徴といえば、その保水力の高さです。
同じく保水にすぐれているヒアルロン酸とよく比較されますが、この二つには
具体的にどのような違いがあるのでしょうか。
■比較してみると?~プロテオグリカンとヒアルロン酸~■
この二つはともに皮膚や軟骨、関節に多く含まれていて、高い保水力をもつという
共通点があるため、たびたび比較される成分です。
☆ヒアルロン酸は関節を滑らかに動かす役割や、眼球の硝子体の形を保持する働きを
しています。
関節痛や関節炎の症状軽減などの目的で医療分野でも活用されており、
保水や保湿にすぐれているという特徴から多くの化粧品にも使われていますね。
☆プロテオグリカンはたんぱく質と糖が結合した物質で、水に溶かすとサラサラした
液体になります。ヒアルロン酸と同じく皮膚や関節に存在し、
細胞同士を繋ぐ接着剤のような働きをしています。
保水力にすぐれているだけでなく、近年では肌のターンオーバーを促すEGF様
作用、抗炎症作用、免疫作用なども認められ、今後の医療や美容分野での
幅広い活用が期待されている成分です。
↓◆よりお肌に「効果的」なのは・・・◆↓
上記のようにヒアルロン酸とプロテオグリカンは、いずれも保水力や保湿力が高い
という特徴がありますが、プロテオグリカンに関してはヒアルロン酸より
30%も保水力が上回ることがわかっています。
その理由は次のような違いにあるといえるでしょう。
(1)浸透性
この二つは肌内部への浸透の仕方に違いがあります。ヒアルロン酸は分子量が
大きいため、実は表面から肌内部への浸透が難しいと言われているのです。
ヒアルロン酸は肌表面を覆っている間は高い保湿力を発揮しますが、
そのまま表面付近に留まってしまうため
残念ながら肌内部への保湿効果はあまり期待できません。
一方、プロテオグリカンは分子量がヒアルロン酸よりも小さく浸透性が高いため、
肌の内部まで深く浸透しやすく、
時間が経っても乾燥が少ないという
特徴があります。
(2)相乗効果
プロテオグリカンには肌内部のヒアルロン酸やコラーゲンの生成を促進する
作用もあるため、ヒアルロン酸だけを塗布して保湿力を求めるよりも
こちらを使用した場合の方が相乗効果を望めるようです。
その他にも、ヒアルロン酸は経口摂取では肌へ効果を出すことが難しいため
塗布や注射での使用がすすめられていますが、プロテオグリカンは塗布、
経口摂取ともに効果が期待できるうえ、特に経口摂取の場合
体内の炎症作用を抑制したり関節部分にも作用すると言われていますよ。
皆さんご自分と相談したうえで、良いほうを選んでみてはいかがでしょう?
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2014-11-25 13:59
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