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原因1.肌弾力の低下
肌の弾力が低下すると、顔のたるみの原因になります。私達の肌の真皮層には、
コラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンなどの成分があり、肌のハリは、
これらの成分が真皮層に適切な構造で十分に存在することで
保たれているんです。しかし、肌のハリは以下の
ようなことで失われます。
▼紫外線
紫外線、特にUVAは真皮層にまで届き、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などを
作り出す「繊維芽細胞」という細胞という細胞にダメージを与えます。
その繊維芽細胞がダメージを受けると、コラーゲンなどの生成量が減ってしまうだけでは
なく、これらを分解する酵素が過剰に分泌され、肌の弾力が失われてしまいます。
▼生活習慣
繊維芽細胞がコラーゲンなどを生成するには、たんぱく質やビタミンCと様々な栄養が
必要になります。食生活のバランスが悪いと、繊維芽細胞に十分な栄養が
いきわたらず、肌のハリが失われてしまいます。
また、お肌は夜作られると言われるくらい、睡眠は肌にとって重要で美容の1つです。
睡眠不足も肌のたるみの原因になります。
▼乾燥
角質層の水分保持力が低下した状態、つまり肌が乾燥した状態になると、真皮層の水分を
十分に保つことが出来ず、真皮層の負担となってしまいます。
▼加齢
赤ちゃんの肌にハリがあり、瑞々しいのは真皮層にコラーゲンなどが多いからです。
40代になると、ヒアルロン酸は、赤ちゃんの真皮のヒアルロン酸量の
約半分程度しかありません。
原因2.表情筋・深層筋の衰え
顔には表情筋と深層筋と呼ばれる2種類の筋肉があります。表情筋は、皮膚のすぐ下に
あります。一方、深層筋は骨に付いている筋肉で、表情筋の下で表情筋を
支えていて、また、ポンプのように血液を顔全体に送り届ける
役割をしているんです。
表情筋が衰えると、その上にある脂肪や皮膚を支えられなくなり、深層筋が衰えると、
表情筋が支えられず肌にも栄養がいきわたらなくなります。そのため、
表情筋と深層筋の衰えはたるみの原因になってしまいます。
原因3.猫背・姿勢の悪さ
顔の筋肉は頭や首と繋がっています。猫背で顔を突き出すような悪い姿勢は、首の
後ろ側が縮み、首の前部分が伸びるので、頬が下方向に引っ張られます。
悪い姿勢を長時間続けていると、顔の筋肉が引っ張られ、
たるみの原因となります。
★顔のたるみの予防・解消法
・紫外線対策をしっかり行う・バランスの良い食事・良質な睡眠・正しい姿勢を保つ
・保湿・表情筋と深層筋を鍛える・フェイスマッサージや頭皮マッサージ
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2014-12-22 14:35
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