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『ヘアカラー』の基礎知識
髪を脱色させたり染色したりするカラーリングは、
そのしくみからどうしてもダメージを避けられません。
でも、やっぱり髪のオシャレは楽しみたいですよね。
ダメージを抑えつつ、カラーリングをするためには、ヘアカラーに
ついて知ることです。自分のスタイルにあったヘアカラーを
チョイスしましょう。
◆ヘアカラーの種類
・ヘアマニキュア
色持ちはよくありませんが、刺激が少なく髪にも優しいのが特徴です。
物理的刺激に弱いため、シャンプーなどでも色素が剥がれ、退色も早いです。
色持ちは2~3週間で、毛髪内部にはほとんど浸透しません。
色持ちよりも、髪のダメージに配慮したい方にオススメです。
・アルカリカラー
色のバリエーションが豊富なのが特徴です。
美容院や市販のカラーリング剤はこのタイプです。染色と脱色を
同時に行い、髪を染める仕組みです。色幅が広く、色持ちは2~3ヶ月。
まれにかぶれる人もいます。
髪色のおしゃれをとことん楽しみたい方にオススメです。
・オーガニックカラー
髪にも環境にも優しい、これからのカラーリングです。
ジアミンという染色成分は入っているけど、それ以外はナチュラルな
成分を配合しているのが特徴です。色幅や色持ちに難があると
言われていましたが、最近はだいぶ改善されてきたようです。
へナには100%ナチュラルもあるようです。
カラーリングを楽しみつつ、髪へのダメージや環境にも
配慮したい方にオススメです。
・白髪染め
仕組みはアルカリカラーと同じですが、脱色感は低めです。
アルカリカラーの一種で、毛髪への負担が少ない低アルカリタイプ
が多いのが特徴です。美容院では通常のアルカリカラーに混ぜて
使うことが多くなっているようです。
◆ヘアカラーの色
色によって、顔の雰囲気も違ってきます。色選びは自分の印象を
決めるので、自分に似合う色が分からない場合は、カラーアナリストの
いる美容院で自分のパーソナルカラーを見て貰うといいでしょう。
一般的な色の効果は下記の通りです。
赤;ツヤっぽく発色し、肌色が白く見える。
黒;顔の輪郭が引き締まり、シャープな印象になる。
黄;柔らかい印象に。
アッシュ;髪の黄や赤みを抑え、発色に透明感が出る。
緑:髪がマットっぽく見え、クールな感じに。
色素の違いから、寒色系より暖色系の方が
色落ちしやすい傾向があるようです。
◆ヘアカラーを長持ちさせるポイント
退色の原因の1つは、ダメージでキューティクルが開き、
色素を含むコルテックス(キューティクルの下にある)が
流れてしまうことにあります。ダメージを補修しない限り、この
悪循環が続いて、退色が進んできます。
カラーリング後の髪は、乾燥してダメージを受けやすいので、
まずはトリートメントでたっぷり保湿してください。
そして、シャンプー後は、きちんと乾かし、キューティクルを閉じてから
寝るようにしてください。
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2015-03-25 14:06
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