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●ダイエットで便秘になる理由
それでは、どうしてダイエットが便秘に繋がるのでしょうか。その理由としては、
以下のようなものを挙げることができます。
(1)筋力の低下
食事制限をメインとするようなダイエットでは、どうしても筋力の低下が避けられません。
筋力不足は、便秘の中のでも最もポピュラーである「弛緩性便秘」の最大の原因です。
排便は腸の筋肉の働きによって行われますので、筋力が低下するとその分
排便は困難になります。また、いきむ際には腹筋の力も重要です。
(2)腸への刺激不足
食事の量が減るということは、便の絶対量も減るということです。人間が便意を感じるのは、
便が直腸に到達し、直腸神経を刺激するからです。その結果、大脳が「排便しろ」
という命令を出すことになるわけですが、便の量が不十分では腸への
刺激も足りません。
また、食事量が少なければ便を上から押し出そうとする力も弱いため、スムーズな
排便が出来にくいという側面もあります。食物繊維を多く摂取するなどして、
少しでも便のカサを増すような対策が求められます。
(3)水分摂取量の低下
ダイエットの際、見落とされがちなのが水分です。普段はあまり意識されていませんが、
実は食べ物には想像以上に多くの水分が含まれています。そのため、
食事を減らすとカロリーだけでなく、水分の摂取量も減ってしまうのです。
水分不足は、あらゆる種類の便秘の要因となります。水分が足りないと
便の滑りが悪くなり、スムーズな排便に支障をきたします。
また、便が硬くなってしまうため、余計に便秘が悪化します。
せっかく食物繊維を多く摂取したとしても、水分が足りないと何にもなりません。
食物繊維が便秘に効くのは、あくまでも水分を吸収することによって
膨らんでくれるからです。ダイエット中は、むくむことを気にして
水分摂取に消極的になりがちな人もいるかもしれませんが、
むしろダイエット中だからこそ水分をたくさん摂る必要がるのです。
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2015-06-05 11:14
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