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▲肌を育む血液
かつて肌の透明感は、主に表面のキメなどが問題だと考えられていました。しかし
最近では、真皮の状態や血行も重要だということがわかってきました。透明感は、
肌の表皮と真皮で光がムラなく反射することによって作られます。そこに
何らかの障害があると光の反射が乱れて影になり、
くすんだ印象になります。
肌にとって血行が良い状態が大切な理由は、肌を育む栄養素を血液が運ぶためです。
血行のよい肌は赤みがあってほのかなバラ色に見えるのに対し、
血行の悪い肌はくすんでみえます。
身体が冷えたり、寝不足が続いたりすると、血液の流れが滞り、肌はくすんだ印象に。
入浴時やお風呂上りのマッサージ、マッサージクリームや美顔器を使って
血液の流れをスムーズにしてあげましょう。
▲角質層を健やかに整える
角質層は厚すぎても、薄すぎても肌によくありません。薄すぎる角質層は外部からの刺激に
弱く、炎症などの肌トラブルが起こりやすくなり、くすみの原因になります。
逆に厚すぎる角質層も、光を通さず、皮膚を流れる血液の赤みも見えにくくなって、これも
くすんだ印象になります。ターンオーバーを整え、角質層のキメを整えるようにしましょう。
角質層を健康に保つには、角質の細胞と細胞の間に存在する細胞間脂質が
ふっくらと潤い整っていることがポイントです。そのためには垢になった
古い角質を適度に洗い落とし、水分・油分をバランスよく
補うことを守りましょう。
最近話題になっているのが、肌の糖化による黄ぐすみです。糖化とは、糖とたんぱく質の
結合による現象で、これによって「AGEs(終末糖化物)」が作られます。
真皮で糖化が起こるとコラーゲンなどの繊維が硬くなる、角質層では水分低下が起こり、
黄色く変色するといった変化が起こります。糖化は紫外線により促進されるため、
UVカットをきちんと行うことが大切です。
また、糖化は肌だけでなく、身体全体で起こる老化や病気の原因なので、炭水化物のほか
清涼飲料水やお菓子などの摂りすぎを避ける・食事の際は野菜を先に食べる・睡眠を
きちんと取るといった日常にも気をつけましょう。
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2015-09-16 10:31
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