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毛穴パックの罠とは?
毛穴グッズの中で圧倒的な人気を誇る、主に鼻用に作られた毛穴パックですが、
手軽なのはもちろんのこと、その最大の魅力はなんといっても、効果が目に
見えて分かるところですよね。剥がしたパックにびっしりとくっついている
角栓を見て、病みつきになってしまった人も多いはずです。
しかし、毛穴パックは角栓のみならず、毛穴周囲の角質層も一緒に剥がしてしまいます。
角質層は
(1)お鼻の水分を保持する役割(2)お肌をアレルゲンなどの異物から守る
役割の2つを担っているので、角質層が剥がされると、以下のような状態になります。
・水分の保持と外部刺激から自ら守るために、皮脂が余計にたくさん分泌されます
・角質層を厚くしようと、角化が早まり、余計角栓が出来やすくなります
角栓は、皮脂と角質が凝縮してできるものですから、皮脂分泌が増え、角化が早まれば、
当然角栓はさらに出来やすくなってしまいます。
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傷ついた角質層と、
開いた毛穴が引き起こすトラブルの数々
確かに毛穴パックで角栓の汚れはとれるので、一時的にスッキリします。しかし、上述の
ように角質層が傷つき、水分を保持する能力や、外部からの刺激に対してのバリア
機能が大きく低下してしまっています。
そのため、紫外線に弱く、シミやシワが出来やすくなったり、アクネ菌などが増殖し、ニキビや
吹き出物ができてしまうようなこともあります。
また、皮脂の分泌や角化が早まっているところに、毛穴がぽっかりと開いているので、
汚れが溜まりやすく、すぐにまた角栓に悩まされることになるのです。
これは毛穴パックだけでなく、指や器具で毛穴をおしあげて角栓を
とるような方法にも同じことが言えます。
そのため角栓が気になったら、肌に負担をかけない方法でケアをしていくことが必要です。
■毛穴ケアの基本は、無理にこじ開けないこと
毛穴ケアで大事なのは毛穴を無理にこじ開けたりせずに、自然に開かせることが重要です。
蒸しタオルを顔に当てて、毛穴が開くのを待ってから、細かく泡立てた泡で洗顔をすると、
角栓が溜まりにくくなります。
角栓が気になる場合は蒸しタオルで顔を温めた後にオイルを使う方法もありますが、
マッサージの摩擦によって角質層を傷つけてしまうと、毛穴パック同様の結果に
なりますので、力を入れずに優しく撫でるようになじませてください。
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2015-10-23 10:10
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