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口元や口周りの乾燥は大きく分けて2種類
顔の印象は口元によってかなり左右されるそうです。そんな口元が乾燥してカサカサしていたら、他人に
与える印象もかなり悪くなってしまいますから、早め早めの対策をしたいところです。しかし口の
周辺は、物を食べたりする部分である為、どうしても汚れたり濡れたりしやすい場所でも
あります。その為、一度乾燥してしまうとなかなか改善できないという人も少なく
ないかもしれません。症状の改善のためには、まずは乾燥の原因について
しっかりと知ることが大切です。口周りの乾燥の原因は、大きく
分けると「生活習慣によるもの」と「皮膚疾患によるもの」
の2種類があります。
生活習慣による乾燥
生活習慣による乾燥の代表例としては、間違ったスキンケアがあります。お肌というのは非常に
デリケートな部分なので、正しくスキンケアをしないとどんどん荒れていくことになります。
洗いすぎたり擦りすぎたりしていると、角質層がダメージを受けて、バリア機能が
失われます。すると水分保持力も低下してしまう為、乾燥しやすくなって
しまいます。特に、濡れた状態で摩擦を受けるとダメージも大きく
なるので、濡れていることの多い口周りは乾燥しやすい
というわけです。また、口紅の選び方に問題が
あるというパターンも多いでしょう。
落ちにくい口紅は生活の中では便利かもしれませんが、落すのに苦労するというデメリットもあります。
そこで洗浄力の強いクレンジング剤を使ってしまうと、本来必要なはずの潤いも一緒に
奪われてしまうことがあります。
皮膚疾患による乾燥
◆
舌舐め皮膚炎
舌舐め皮膚炎は、文字通り舌で口の周りを舐めてしまうことによって起こる皮膚炎です。子供に多い
皮膚炎ですが、大人でも舐める癖がついている場合は頻繁に起こります。口周りが乾燥して
いると、ついつい舌で舐めて濡らしたくなります。しかし、すでに肌荒れが進行して
しまっている場合には、唾液の刺激はかえって症状を悪化させることに
なりまねません。
◆
アトピー性皮膚炎
口周りに色素沈着が見られる場合には、アトピー性皮膚炎かもしれません。アトピー性皮膚炎になると
お肌のバリア機能が低下する為、わずかな刺激にも敏感になって、すぐに乾燥しやすくなります。
「自分はアトピーではないから関係ない」と思っている人もいるかもしれませんが、口周り
だけに症状が出るタイプのアトピー性皮膚炎もあります。唇や口角が荒れがちな
人は、色素沈着がないか確認してみる必要があるでしょう。
口周りの乾燥への対策
生活習慣による乾燥に対しては、その習慣を変えることが最善の方法です。落ちやすい口紅や刺激の
少ないクレンジング剤を使うようにして、スキンケアの方法を見直すことが改善への第一歩と
なります。皮膚疾患を原因としている場合は、それぞれの病気への対策をとることが
近道です。こちらも食習慣を見直し、規則正しい生活を送ることで改善される
可能性があります。
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2014-06-24 10:26
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