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アトピー肌は基本的にクレンジング剤には、当然ながら洗浄成分である界面活性剤や添加物が
含まれています。健全なお肌であれば問題なはなくても、デリケートなアトピー性皮膚炎の
お肌には、大きな負担になることがあります。
そのため、アトピーが悪化しているときはもちろん、調子がいいときも、基本的には一般的に販売
されているクレンジング剤は使用しない方が安心です。
アトピー肌が選ぶべきクレンジング
基本的には水で流せるタイプのクレンジング剤ではなく、界面活性剤の含まれていないオイルで
メイクを落としましょう。
特にお肌が敏感な時は、余分な添加物が一切入っていない、オイルを使うことをオススメします。
クレンジングに使用するオイルの条件
オイルを選ぶ場合は、以下のようなポイントを重視して選ぶようにしましょう。
1:香料や防腐剤なご、肌の刺激となりうる添加物が入っていない
アトピー性皮膚炎の皮膚はバリア機能が弱く、ちょとした刺激で湿疹や皮膚炎が発症することがあります。
添加物が少ないものを選び、アトピーが悪化するリスクを減らしましょう。
2:酸化しにくい
添加物は含まれていなくても、過酸化脂質を生成する酸化した油分はお肌に悪影響を与えます。
過酸化脂質は皮膚に浸透すると、角質層の細胞間脂質を過酸化脂質へと変化させ、
角質層のバリア機能や水分保持力を低下させてしまいます。
3:精製度が高く、不純物がなるべく含まれていない
「口に入れても安心」というと、お肌にも優しいような印象がありますが、実はそうではありません。
食用の油は化粧品用のオイルと比べて精製度が低く、不純物がたくさん含まれています。
不純物の多いオイルは酸化しやすいですし、不純物がアレルゲンとなってアレルギー反応を引き起こす
場合がありますので、クレンジングなどのスキンケアには使用しないでください。
4:滑らかで、すべりがよい
クレンジングにつかうオイルがお肌に優しくても、擦ってしまっては角質層に物理的なダメージが加わります。
摩擦を回避するために、滑りがよく、たっぷりと使えるものを選ぶようにしましょう。
これらのポイントからクレンジング剤として使うオイルを選び、メーカーの推奨する使用期限内に使い切る
ようにしましょう。使用期限を過ぎたら、余っていても新しいものにかえるようにしてください。
また、無添加で精製度の高い化粧オイルを使用する場合でも、必ず事前にパッチテストを行いましょう。
※アトピー性皮膚炎の症状がひどい場合
アトピー性皮膚炎の方のケアで最も大切なことは、なるべく肌に刺激となりうるものは避けること。
アトピーの症状が悪化しているときは、ファンデーションやポイントメイクが刺激となる場合があります。
症状がひどいときには、肌への負担を減らすためにメイクそのものを控えるようにしてください。
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2014-06-16 13:23
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