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■唇の紫外線対策~唇は肌よりデリケート~
唇は、肌とつながっているから同じ構造だと思い込んでる人も多いでしょうが、実は
唇は肌よりも、口の中の粘膜に似ており、肌とは全く違う性質のものです。
どう違うかというと、まず唇には汗を出す汗腺や皮脂、天然保湿因子(NMF)を
出す皮脂腺がありません。唇は肌のような皮脂や汗のバリアがなく、
乾燥にとても弱いのです。
■唇のシワやたるみは紫外線が原因の1つ
唇の表皮細胞のターンオーバーは5日前後で、肌よりもとても短いのが特徴。そして、
唇には紫外線をブロックするメラニンが少ないのでシミは出来にくいものの、
唇の真皮層まで紫外線A波が到達しやすく、コラーゲンやエラスチン
などの繊維にダメージを与えてしまいがち。長い間、紫外線対策を
怠っていると、唇がたるんだり、シワが目立つようになるのです。
■食事やストレスで唇をいじめないで
このようにデリケートな唇なのに、食事の時にはお箸や食器、熱い食べ物で
傷つけています。唇が乾燥したり、皮がめくれてくると、つい唇をなめたり、
皮をはがしたりすることもあります。できれば食事の時も唇に注意
しながら食べるようにして、メイクの前には唇の保湿ケアと
紫外線対策を忘れないでください。
■植物オイルやワセリンで優しくケア
リップクリームや口紅は、なるべく自然素材のものを使い、化学物質が配合
されていないか、最小限のものにしましょう。
オリーブオイル、ココナッツオイル、アボカドオイルなどの植物由来の抗酸化力が高い
食用オイルを欠かさず塗るのがよいでしょう。
ワセリンも、乾燥が気になった時に指先にとって塗りましょう。指やスティックタイプのもので
塗る時も、あまり強い圧をかけず、優しくケアしてあげましょう。
海などのアウトドアに行くときには、唇専用の低刺激な日焼け止めを使いましょう。
唇はとても繊細で刺激に弱いので、顔と同じものを使うのはやめましょう。
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2015-08-24 10:15
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